ちりもやプロジェクトについて

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ちりもやプロジェクトについて

ちりもやプロジェクトは、2010年3月1日に発足しました。
直接のきっかけは、2010年2月のチリ大地震です。立ち上げは、チリ共和国でスペイン語を学び、地元の大学で日本語教師として滞在した経験を持つプロジェクト代表の佐竹真有が行いました。

<プロジェクトの目的>

チリ共和国について学習をし、また現地に暮らす人々との交流を図りながら、相互理解を深め、日本とチリ共和国との友好関係を築く。

<チリと日本との関係>

チリ共和国にとって、日本は銅鉱を中心とした鉱物や、サケ、マスなどの水産物の主要な輸出国である。近年においては、チリワインは日本国内で最も良く飲まれる新世界ワインのひとつとなっている。また、チリ国内を走る外国車の約半数は日本車であるといわれている。

2005年11月に行われた日チリ首脳会談において、日本・チリ経済連携協定 (EPA) の締結交渉の立ち上げが合意され、2007年3月に両国外相関で署名、同年9月3日に発効された。さらにこの年は両国の修好110周年の節目であり、バチェレ大統領(当時)が訪日した。

このように歴史的にも経済的にも長く深い関係を持つ両国であるにもかかわらず、民間レベル、個人レベルでは、チリ国に対する認識、理解は極めて低いといわざるを得ないのが現状である。それはまた、チリ国の人々にとっても同じことではないかと想像する。

わたしたちは、南太平洋を挟んだ隣人として、互いの国についてもっと知り合う必要がある。互いに学び、考え、共有することが必要である。そしてそれは、わたしたちが日本のことをより知ることにつながるはずであると考えている。

<活動内容>

月に1回〜2回程度、新潟市中央区の「市民活動支援センター」にて活動中。

チリ共和国についての情報を収集し、共有する。
現地の人々とインターネットなどを利用して情報や意見の交換を行う。その他にも、食文化や音楽文化など、さまざまな観点から相互理解につながると考えられるものについて、好奇心と探究心を持って幅広い活動を行う。


これまでに取り上げたテーマ:
・チリについてもっと知ろう!チリ人の考える、チリの良いところ
・チリの食文化
・チリや他南米諸国の音楽
・チリや他南米諸国にある世界遺産
・<特別編>"おいしいチリをいただきまーす/チリ国の家庭料理を実際に味わう食事会"